2019年に開催された第1回台湾プリントデザインフェスティバル。そこの一角に置かれたPhyllis van CHUAのプリント作品はマレーシアのプリントデザイナーであるフィリス・チュア(Phyllis Chua、中国語名は蔡詠涵)によるものだ。大自然の生命力に溢れた大胆なプリントは参加者たちの足を止めた。フィリスはこの展示会で私たちワンダーカルチャーと出会った。その後に幾度も協力をし、多くの商品をともに制作した。私たちワンダーカルチャーは、台湾のクリエイティブマーケットで人気の新進気鋭ブランド・Phyllis van CHUAの商品の一助となっている。
大自然への情熱と
好奇心からはじまった
・2019年の台湾プリントフェスティバルでのPhyllis van CHUAの作品
フィリス・チュア、友人からは「小菲(フェイちゃん)」と呼ばれている。彼女はマレーシア出身で台湾在住のプリントデザイナーだ。
台湾大学文学部人類学科を卒業したが人類学者にはならず、色彩とイラストを好きになってしまった。数回の欧米旅行を経て,異国文化と夢見るようなその情緒に触発され「世界中の美しい色彩を多くの人たちに伝えたい」と思った。フィリスは大自然の珍しいアイテムをコレクションするのに熱中しており、胸の内には常に情熱と好奇心が溢れていた。
「この熱い気持ちは人生の中で最も大事な二人からのものだろう」と自身の両親を思い返した。父はランを専門に栽培しており、母は仕立て屋をしていた。二人の出会いにより、フィリスのようなクリエイターが生まれ育った。2018年8月、自身のブランド・Phyllis van CHUA を設立し、彼女の終わりなきプリントデザインの旅をはじめた。作品には大自然の力強い生命力と自身の生活へのプラスな態度を融合させた。作品はクラシカルとモダンな優雅さを併せ持った独特な雰囲気をもつものとなった。
Phyllis van CHUA の作品は2019年の第1回台湾プリントデザインフェスティバルで展示された主な作品としてノミネートされ、2020年のASIA ILLUSTRATIONS ANNUAL AWARDSの大賞を受賞した。
フィリス・チュア、友人からは「小菲(フェイちゃん)」と呼ばれている。彼女はマレーシア出身で台湾在住のプリントデザイナーだ。
台湾大学文学部人類学科を卒業したが人類学者にはならず、色彩とイラストを好きになってしまった。数回の欧米旅行を経て,異国文化と夢見るようなその情緒に触発され「世界中の美しい色彩を多くの人たちに伝えたい」と思った。フィリスは大自然の珍しいアイテムをコレクションするのに熱中しており、胸の内には常に情熱と好奇心が溢れていた。
「この熱い気持ちは人生の中で最も大事な二人からのものだろう」と自身の両親を思い返した。父はランを専門に栽培しており、母は仕立て屋をしていた。二人の出会いにより、フィリスのようなクリエイターが生まれ育った。2018年8月、自身のブランド・Phyllis van CHUA を設立し、彼女の終わりなきプリントデザインの旅をはじめた。作品には大自然の力強い生命力と自身の生活へのプラスな態度を融合させた。作品はクラシカルとモダンな優雅さを併せ持った独特な雰囲気をもつものとなった。
Phyllis van CHUA の作品は2019年の第1回台湾プリントデザインフェスティバルで展示された主な作品としてノミネートされ、2020年のASIA ILLUSTRATIONS ANNUAL AWARDSの大賞を受賞した。
・2019年の台湾プリントフェスティバルの会場で他のデザイナーたちと交流するフィリス
・Phyllis van CHUA が台湾プリントフェスティバルで展示していた作品——『豊作』と『舞蝶』
Phyllis
van
CHUA
ブランド名とロゴは生まれ育った家庭が創作へ与えている深い影響を表している:「Phyllis」はデザイナーである自身の名前。「van」は「from」の意。「CHUA」は自身の姓「蔡」。なので意味としては「Phyllis from family CHUA(蔡家から来たフィリス)」。ロゴ本体は洋ランとして有名な黄色のオンジューム、そして周囲を囲む楕円はクラシックとエレガンスを、網模様はモダンを意味している。
Phyllis van CHUA の作品から分かるように、インスピレーションのほとんどは大自然の草花や木々、多種多様な自然の景観から得ている。それは季節の花で溢れる父の庭や、普段から行っている瞑想と深く結びついている。
ブランド設立初期の頃、デザインをアウトプットする媒体はスカーフがメインだった。色鮮やかな大自然をモチーフにしたプリントスカーフは様々な形状や巻き方よって顧客に愛された。ワンダーカルチャーと出会ってからは、ワンダーの商品へのアウトプットが可能になった。フィリスのデザイン運用の制約を無くし、Phyllis van CHUA のアイテムの表現領域を多元的なものにした。
・フィリスのインスピレーションは大自然の草花や木々、多種多様な自然の景観から得ている
・Phyllis van CHUAのデパートでのスペース
「ワンダー・モデル」との
完璧なフュージョン
デパートのポップアップショップやマーケットでの販売
大手デパートのポップアップショップやクリエイターズマーケットでPhyllis van CHUAの出店を多く確認できる。台湾の三越やそごうデパート、最近日本でもオープンし話題になった台湾の誠品書店など。そこではフィリスが直接顧客にデザインの理念を説明している様子もよくみられる。このような需要がある中、ワンダーカルチャーの少量多品種の制作モデルはフレキシブルに対応することが可能。幅広い種類のアイテムを使ってマーケットの需要を即座に検証し、ロット数を調整し、アイテムを選別することができる。
下記のアイテムをPhyllis van CHUAでは使用している:
もしかするとフィリスの創作テーマは生き方への大きなヒントなのかもしれない。
人類には四肢と創造を可能にする頭脳を持っているが、翼はない。だが大自然への憧れとイマジネーションがあれば、人生という大空を自由に飛べるのだ。それは同時に世界と知り合う最も良い方法なのかもしれない。
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